私は、着物に携わり32年になります。
教える事で沢山の事を学び、そして日本の民族衣装である着物の奥深さを知りました。
何より一番は、着物を通して、多くの仲間が出来た事は人生の宝です。
着物は着る物、着物は自分を纏ってくれる物、着物は暖かくつつみこんでくれる物、…様々な言葉が浮かんで来ます。
日本の衣裳・衣服の歴史や、染・織・格合わせ等は、先人達の素晴らしい知恵により受け継がれて来ました。
私は知る事により、着物が大好きになりました。
人は、生まれ育った環境により自分自身がつくられ、人に影響を受け人間形成がされていくように思います。
私は人と人との繫がりを大事にして常に地域に寄り添い、日本の民族衣装のきものを伝承してまいります。
役割を認識し、心新たに、日本のきものを通してひとりでも多くの方々に〝和文化の心と豊かさ〟を、お伝えする事が出来れば幸いです。